凸凹(でこぼこ)な毎日。

あせくせ働く。

Twitter上に迷惑行為を「掲載させない」ためには、どうすればいいか。

最近、Twitter上で自分の迷惑行為を掲載するケースが多発しているようです。
いくつか記事を挙げてみますと、

著名な方もこの問題について言及されているので、しっかり、この問題について考えてみたいと思いました。

「悪いこと」は話したくなるものだ、と考える。

中学生や高校生の頃だったでしょうか。

警察に追いかけられて逃げた話を自慢げに話していた人がいました。「悪い」ことをしたのを自慢げに話すことは当然アホらしいことなのですが、自分がどれだけワルだったかみたいなことを自慢する人は、経験的に、一定数いるような気がします。

徳力基彦さんは、今回のケースについて、次のように書いています。

■1.もともと、こういう「バカな行為」をする人は今までもいた。
 これは多くの人が指摘しているポイントで、議論の必要は無いでしょう。
 私自身も15年以上前にファミリーレストランや居酒屋チェーンでアルバイトしていたことがありますが、大学生のアルバイトが中心に運営されているわけで、当然大なり小なり様々な悪ふざけは良くありました。
 ただ、昔はバカな行為をしても、ブログとかツイッターなんてなかったし、写真でそれを公開するなんてできもしないので、せいぜい店長に見つかったら怒られるぐらいで済んでたわけです。

また、徳力さんもブログ内で、24時間残念営業さんの記事を紹介していますが、その記事では、迷惑行為をする人々を「彼ら」とした上で次のように書いています。

彼らの社会は「うちら」で完結する。「うちら」の外側はよくわかんないものである。よくわかんないものが干渉してくれば反発する。そして主観的には彼らは「なにも悪いことはしていない」。彼らにとって「悪いこと」とは明確な脱法行為のみである。あるいは「うちら」の結束を乱す行為だ。なにか、よくないことをしでかして、叱られたとする。しかし罰せられない。それは許されているということだ。明確な処罰が下されない限りは許されている。

「冷凍庫に入る」という行為が「許され」、それを「うちら」の内部での武勇伝として公表し、しかし外部の存在はまったく意識しないため、炎上する可能性を想像できない。

確かに「悪いこと」をする人はいる。そして、ぼくは思うのですが、そういうことを話したくなるものなのかもしれません。

心理学的にどうなのかはわかりませんが、そういうことをしてデメリットがあるのは、店舗側や企業側だけでなく、それをした「彼ら」側もです。

おそらくそういう想像力は「彼ら」はもっていない。しかし、24時間残念営業さんも書いているように見捨てるわけにもいかないと思うのです。

「あれはバカで、どうにもならない」でかたづけてしまうのは、俺にとって敗北だからだ。

同感。

そこで今回考えたいことは、そういったことが自然に起きうるなかで、Twitter上で迷惑行為を「掲載させない」ことです。

迷惑行為が社会問題となるまでの3つの段階

今回のケースを一度振り返ってみましょう。これらの迷惑行為は、迷惑行為を行った本人らがTwitter上に掲載し、拡散され、炎上しました。

そこで、ぼくなりに段階分けして考えてみると次のようになります。

  1. 「迷惑行為」の掲載
  2. 掲載内容の拡散
  3. 社会問題として取り上げられる


それぞれの段階で、食い止められるとしたら次のようなことではないかと思います。

  1. 「迷惑行為」の掲載      → スマホを使わせない、もしくはメディアリテラシーを身につけてもらう。
  2. 掲載内容の拡散        → ツイッター利用を鍵付きにしてもらう。周りが大目にみる。
  3. 社会問題として取り上げられる → 周りが大目にみる。


しかし「大目にみる」は難しい。

「若い頃は少しぐらいやんちゃしているぐらいがいいんだ」みたいなことは聞いたことがあります。

実際、Twitter上であっても、そういった「許容範囲」というのはあるようにも思います。

しかし、前者は24時間残念営業さんが指摘している「彼ら」の延長上にいる大人たちだけではないかと思いますし、後者はTwitter上の「許容範囲」は多種多様なたくさんの方が利用しているのでとても狭いように思います。

日本全国のTwitter利用者に対して(もしくは世界の利用者に対して)そういった行為を許容してもらうことを求めるのは不可能でしょう。

アルバイト研修、教育が大事。

そこで、掲載する本人にバイトする上で気をつけること、やってはいけないことを教育しないといけないと思います。

かさこさんは次のように書いています。

18年以上も前、大学生時代にマクドナルドでアルバイトしていた時のこと。一人、あまり仕事熱心でない先輩大学生マネージャーがいて、社員がシフトに入っている時はすごくまじめなのに、社員がいない時は、勝手にハンバーガー食べたり、「メニューにないおもしろい食べ物を作ろう!」とかいって、ホットドックに使うソーセージを、ホットケーキにまいて食べていたりするのを目撃したことがある。

フランチャイズではちょっと暇になると、上記の例のようにふざけて遊んでしまう学生マネージャーもいたが、直営店ではそんな雰囲気は一切なかった。たとえ社員がいなくても、サボろうという発想はなかった。むしろ学生マネージャーはまるで社員のように厳しかった。

直営店では学生マネージャーがとても厳しく、迷惑行為が起こりにくいこともあるようです。アルバイトに一部運営を任せたとしても、それがすぐに迷惑行為に繋がるわけではない。教育がしっかりしていれば起こりにくいのではないでしょうか。

こういった記事もあります。

では、研修、教育内容はどうすればいいのか。

そこで上記で挙げた「スマホを使わせない」「メディアリテラシーを身につけてもらう」そして「ツイッター利用を鍵付きにしてもらう」を研修するのがよいのではないかと思います。

「スマホを使わせない」

アルバイト中は、スマホを金庫などに預ける、ロッカーに預けるなどして持つことを許さないのがいいのではないかと思います。

メディアリテラシーを身につけてもらう」

今回のケースのように、社会問題となって店舗が休業になる可能性があること、また迷惑行為を行った場合は損害賠償請求もありうるということを伝えた上で、どういった行為が迷惑行為なのか、それを撮影しTwitter上に掲載することがどのようなことなのか、どのような反響があるのか、理解してもらう。

この点は、24時間残念営業さんが、

彼らにとって「悪いこと」とは明確な脱法行為のみである。

と書いているように、自分たちの迷惑行為が脱法行為であると理解してもらうことが大事だと思います。

Twitter利用を鍵付きにしてもらう

Twitter利用を鍵付きにしてもらうことで、もし、迷惑行為を掲載したとしてもフォローワーに限定されるのでリツイートされる可能性がなくなります。当然、それだけでリスクが完全になくなるわけではないですが、効果的ではないかと思います。

また「Twitter利用を鍵付きにしてもらう」は24時間残念営業の指摘する「彼ら」にとっても理にかなったもののように思います。

Twitterが誰でも、どこでも、いつでも、発信でき閲覧することができるということが「彼ら」に理解できないのであれば、そのTwitter利用の範囲が「彼ら」内になったとしても一切困ることはありません。

まさしく仲間内の話で終わることができます。「彼ら」にそのことを伝えて、その範囲で利用することが理にかなっていることを伝えるといいのではないかと思います。

Twitter上に迷惑行為を「掲載させない」ために

最後に、以上のことを踏まえてまとめます。

Twitter上で迷惑行為を「掲載させない」ためには、

  • スマホを使わせない
  • Twitter利用を鍵付きにしてもらう

です。

これらは、どれかひとつを守ってもらうというよりは、すべて守ってもらうようにしてもらうのがよいと思います。